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宮島学園 鎮火祭

鎮火祭は毎年12月31日の大晦日、嚴島神社の御笠浜で行われる江戸時代から続く「火難避け」の神事です。

今年は雨天混じりの朝を迎え、天候が心配されましたが、午後からは解消し、昨年より比較的暖かい日和の中で行われました。

午後6時頃になると、お祭りの参加者が、20~30人で担ぐ大松明から30~50cm程度の手持ちの小松明まで、様々な大きさの松明を持ち、御笠浜一帯に続々と集まって来ます。


嚴島神社祓殿で斎火(いみび)を灯した祭壇を設け、斎主が祝詞を済ませた後、松明に火を移し御笠浜に設けた斎場の大束に火を移します。
その後、大束から大松明に火を点けます。


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御神火を移す模様は、とても神々しく、参加者の方々も息をひそめ、その様子を伺っています。


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宮島学園の生徒たちも、今月22日の終業式に宮島学園で作った大松明を皆で担ぎ、元気よくお祭りに参加。

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斎場の大束から御神火をもらった宮島学園の大松明は、勢い良く燃え上がり、夜空を赤く照らしました。

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嚴島神社入口、石鳥居の間を、男たちが火のついた松明を担いで3往復練り歩きます。
何本もの大松明が行き交う中、火の粉が散り、その姿は迫力満点で猛々しいものでした。

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「たいまつ、ヨイヨイ。たいまつ、ヨイヨイ。」の掛け声をかけながら、宮島学園の子どもたちは力を合わせ最後まで勇壮に担ぎ進み、表参道通りを経由した大松明は、最後に宮島桟橋へ掲げました。

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一方、御神火を点け消火した小松明は家に持ち帰り、神棚にお供えして1年間の火難避けの護符にします。


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今年は、例年以上に国内外で火災による惨事が相次いだ年だったと感じます。
これらの災害から得た教訓は、防災設備や住民の防火意識に「経年劣化」が起こることを忘れてはならないこと。

単なる「対岸の火事」とせず、地域が力を合わせ、命を守る取り組みに繋げなければなりません。


一年の締めくくりとして参加した「鎮火祭」を通じ、2018年は「地域の宝」である子どもたちの燃えたぎる情熱をいつまでも消さず、更に地域の絆を深め、「ワン」ランク上の「ALL 宮島」となることを願っています。


by miyajima-c | 2018-01-01 01:00 | 文化交流部会