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宮島踊り練習会

7月24日(月)、7月28日(金)の両日、午後7時から西連集会所で「宮島踊りの夕べ」の練習会が行われました。

宮島芸能保存会主催の「宮島踊りの夕べ」は、毎年8月17日、18日の2日間、嚴島神社大鳥居近くの御笠浜で開催される宮島の伝統行事です。

「宮島踊」は、戦国時代、海難に遭った武将の供養をする念仏踊りとして大鳥居の干潟で踊るようになったのが起源とされており、平成19年、廿日市市無形民俗文化財に指定されています。

当日は中央に組んだやぐらを囲み、『宮島八景』の唄と三味線、太鼓の生演奏に合わせ、その周囲でゆったりとした独特の舞を踊ります。

近年、高齢化などを理由に唄い手や三味線の弾き手、太鼓の打ち手を担う人材育成のため、宮島芸能保存会主催で「宮島踊りの夕べ」事前練習会を数年前から行っています。

喜ばしいことに今回、新たな会員が練習会参加のため、会場に訪れました。


参加されたのは宮島地域で働く若い方々で、踊り手が3名、太鼓の打ち手が1名と、新たな顔ぶれが加わり、練習の雰囲気が一新された感があります。


主催の宮島芸能保存会会長から直々に、緊張をほぐしながら踊りの基本をご指導。
「宮島踊」の由来から、すり足やターンのコツまで、優しく丁寧に伝えられました。

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踊りのテンポは一般的な盆踊りよりゆったりとしたもの。
足は3歩進み1歩戻り、舞楽の手が原型ともいわれる手は、左右交互に上下させます。


新会員の皆さん、初めて踊ったとは思えないほど上達が早く、動作がスムーズとなったのはびっくりです。

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太鼓、三味線、唄の音合わせと共に全体練習を行いました。
間の取り方やタイミングは、太鼓の音がポイントで、「カッ、カッ」(太鼓のふちを叩く音)、「ドン」(太鼓の鼓面を叩く音)と、保存会の方々から常々指導されます。

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今回初めて、新会員の方が打つ太鼓により踊りを合わせたのですが、楽譜だけでは想像以上に難しく、何度も保存会の方々と共にタイミング合わせの練習をしました。

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何度も繰り返し打つ懸命な姿に、絆を深めるとともに保存会の新たな結束力が加わります。
新体制での「宮島踊りの夕べ」は、明日開催されます。

今年は当協議会も設立10周年の年。
専門部会では会員全員が参加し、10周年を華やかに迎えたいとの意見も。

是非、やぐらを囲んで踊りを楽しみましょう!






by miyajima-c | 2017-08-16 18:00 | 文化交流部会

たのも船づくり

平成29年7月19日(水)、宮島学園1階会議室で小学生1~4年生が合同で集い、四宮神社で行われるお祭り、「たのもさん」で使用する「たのも船」をつくりました。

「たのもさん」は、「記録作成等の措置を講ずべき国の無形の民俗文化財」として文化庁長官が選択した貴重な伝統行事。

宮島にいるからこそ学べる、この貴重な伝統行事を次世代に伝えていこうと、毎年、地域コミュニティ、当協議会文化・交流部会員の有志により授業の中で作り方を教えています。

また、宮島学園の先生方も地域とともに「宮島」を学び、宮島のことを一番知っている子どもを育てるために精進されています。

最初に、宮島学園教頭から、本日お手伝いする地域コミュニティ有志スタッフの紹介がありました。


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当協議会文化・交流部会長からは、大まかな作業手順について説明を行いました。
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2時間という限られた時間で完成させるため、船内に乗せる団子人形、装飾用の提灯、船の側面に付ける波模様の飾り、船の名前を大きく描いた帆など、猛暑の中、「たのも船づくり」に臨むにあたって、宮島学園の先生と子どもたちが一体となって準備し、この日を迎えました。

さぁ、作業開始です。

宮島の年中行事は旧暦との兼ね合いが非常に多く、「たのもさん」もその行事のひとつ。
その由来からたのも船の各パーツの意味まで、知れば知るほどとても奥深い民俗行事です。

スタッフからの作業を進めながら行うさりげない解説から、子どもたちは初めて知る感動とともに、作業一つひとつに様々な想いが込められます。

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子どもたちは、4グループに分かれて制作を開始しましたが、各グループ、早々から作業に没頭。
手が木工ボンドでベトベトになりながらも、屋形の屋根作りをしている子どもたち。
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協力しながら帆へ帆桁を貼り付けている子どもたち。
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根気よく小提灯を糸に通している子どもたち。
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折り紙を折ったり、切ったり…様々な装飾づくりに情熱を注いでいる子どもたち。
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今年は、昨年度以上に作業をテキパキとこなすとともに、彩り鮮やかな、宮島の誇りと個性が調和した4隻の船が完成しました。
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みんなで力を合わせて完成させたこの船は、「たのもさん」で祈祷の後に、海へ流します。

今年の「たのもさん」は9月20日(旧暦8月1日)の夜に行われます。
宮島の海をどのように彩るか、当日がとても楽しみです。


by miyajima-c | 2017-08-16 15:00 | 文化交流部会