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10月27日(木)、紅葉谷公園一円で宮島さくら・もみじの会 第5回作業が実施されました。

自然と文化に育まれた魅力ある宮島を次の世代に引き継ぐため、地域の多くの人々の参画を得て活動を推進している「宮島さくら・もみじの会」。
宮島地域コミュニティ推進協議会では、世界文化遺産に相応しい宮島の自然及び景観が守れるよう、毎年この活動を支援しています。

午前9時30分には藤の棚公園へ集合し、実施に先立ち、三次会長からご挨拶がありました。

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「近年、温暖化に伴う影響をかなり受け、紅葉時期に変化が生じている中、例年この時期に紅葉谷公園の紅葉を楽しみに約5万人の来島者が訪れています。
今年も引き続き皆様のご協力のもと作業し、多くの方が楽しんで観賞いただけるよう頑張りましょう。
くれぐれもケガがないよう気を付けて作業してください。」

今回はさわやかな秋晴れの中、宮島地区パークボランティアの会、JR西日本からのボランティア参加も加わり、総勢約60人の充実した構成となりました。

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主な作業としては、紅葉谷公園の清掃及び環境整備、枯枝・り病枝、枯木除去を実施。
紅葉谷公園の清掃グループ、周辺にある側溝清掃グループ、枯枝・り病枝、枯木除去グループの3グループによる分業作業です。

平野事務局長自ら作業現場まで移動し、各受け持ちエリアの状況と作業内容の説明を受けて、随時開始。
こまめな運営です。

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宮島地区パークボランティアの会の皆さんは側溝清掃、JR西日本の皆さんは、紅葉谷公園の清掃を手際よく作業されました。

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枯枝・り病枝、枯木除去作業は、経験が必要な作業。この作業はさくら・もみじの会が担当しました。
特に高い場所にある枝の除去作業は、自家製の工具で、いわば庭木の盆栽剪定のような作業を行います。

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「もみじは、さくらよりも生育障害の見極めと維持作業が難しいんです。」
地味ながらも繊細な作業であることを改めて感じました。

作業の締め括りとして、集積ゴミと切除木等の処理運搬を参加者全員で行ないました。
公園地ということもあり、運搬車両の移動範囲が限定されるため、特に大きな枯木をトラックへ積むときは、複数の大人たちでも一苦労です。

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参加者皆さんによる地道な努力の甲斐もあり、予定時間よりも早く、正午過ぎには作業が完了しました。
大変お疲れ様でした。

最後に、参加者全員で記念撮影。

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例年だとこの一帯の紅葉は、11月中旬から下旬にかけてが旬です。
今年の紅葉はどう彩るか、楽しみですね。
by miyajima-c | 2016-10-28 18:30 | 生活環境部会
10月14日(金)、15日(土)の二日間、今年度3回目のチャレンジ交流事業が実施されました。

チャレンジ交流事業とは、宮島小学校と吉和小学校の3、4年生を対象に、それぞれの地域の伝統文化や人とのふれあいによる体験活動を通じて交流する事業です。

宮島地域コミュニティ推進協議会も、伝統文化の継承活動、地域協働による活動の一環としてこの事業を支援しています。

今回は吉和小学校の子どもたちを宮島に招き、宮島伝統文化の一つ、宮島氏神祭への参加を筆頭に、宮島まち探検、みやじマリンバックヤードツアーなど、通常では体験できない宮島を堪能できる盛りだくさんの交流活動を行いました。

一日目。

吉和小学校の子どもたちは午前中、宮島に到着。宮島小学校で合流後、お迎えする宮島小学校から校長先生のご挨拶、子どもたちの宣言によるチャレンジ交流体験の目標を確認しました。

また、この度お世話になる正木氏神祭実行委員長から「氏神祭」についてお話しいただき、宮島芸能保存会のご協力による指導のもと、一日目の餅つきの際に唄う「餅つき唄」を練習しました。

宮島小学校の子どもたちによるリードが功を奏し、思った以上に早く習得。
楽譜がないのに、音取りがすぐできたのは、指導者とともにスタッフ全員ビックリ!

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お昼の給食を食べてからは、知られざる宮島を歩く「宮島まち探検」の出発です。
雲一つない秋晴れの中、約2時間かけて宮島にある8つの地点を見学しました。

今回一緒に歩き、お話いただいたのは、宮島歴史民俗資料館 ふるさと学習推進員の
舩附さん。
愛情を持った独特の表現で子どもたちに「宮島」について語っていただきました。

見学地点のうち、誓真釣井(せいしんつるい)では、江戸後期の僧・誓真が、水不足にあえぐ宮島島民のため島内10箇所に井戸を掘ったと伝えられていること、道路の改修や宮島名物となった杓子(しゃくし)づくりも手がけたことを知ることができました。

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また大鳥居付近では、「ヘレンケラー灯籠」の由来のお話とともに、干潮のタイミングを機に、御笠浜から干潟まで下りて大鳥居の大きさを間近で体感しました。

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先生、スタッフの面々も「修学旅行で宮島を訪れたのを思い出しますね。懐かしいです。」と、学生時代の記憶と重ね合わせていました。

清盛通りまで戻ると、子どもたちは真っ赤なはっぴに着替え、さぁ、今度は餅つきへの参加です。
町内会の皆さんも、氏神祭のために朝から総出で準備しておられ、清盛通り一帯は、いつにも増して賑やかでした。

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毎年氏神祭では、宮島芸能保存会による三味線の生演奏に合わせ、「餅つき唄」を歌いながら、30臼つくとのこと。老若男女問わず、熱が入ります。

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子どもたちも負けじと、午前中に習った「餅つき唄」を唄いながら、
「ハー、ヤッサイヤッサー」。
ついたお餅は、お店前に特設したテーブルで取り分け、形を整えます。

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餅つきが終了すると、地域の皆さんへのご挨拶をすませ、たち花食堂で少し早目の夕食。氏神祭のときにしか食べられない特別メニューで、つきたてのお餅と松茸の入ったうどんを用意していただきました。

一日中体を動かし、自分たちで魂込めて作った食材で食べるお食事は格別です。
あっという間に、みんなでペロリと完食しました。

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一日目の活動はここで終了。
明日に備え、疲れた体を癒すため、子どもたちは早めに帰途につきました。

二日目。

吉和小学校の子どもたちは、宮島島内の宿泊施設に宿泊しましたが、なかなか寝つけなかった子どももいたとか。
ただ、一日目に引き続き、さわやかな秋晴れが気分を一新させてくれます。

健康観察の後、朝一番、宮島学園から徒歩でみやじマリン(宮島水族館)に向かいました。

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みやじマリンでは、「バックヤードツアー」と称し、3グループに分かれ、水族館スタッフの方々から水族館でのいわゆる裏方のお仕事の解説や、ミヤジマトンボ企画展、可愛いスナメリ、迫力満点のアシカショーなど、たっぷり見学しました。

水族館スタッフの方から「(子どもたちが)あまりに熱心に聞いてくれるので、ついつい予定時間をオーバーしまいました。」と申し訳なさそうに陳謝が。
それよりも価値ある貴重なお話が聞けたのは、逆に感謝、感謝です。

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水族館でお昼のお弁当を食べた後は、桟橋前に移動し、氏神祭のみこし担ぎ。
出発式を行い、「おみこし わっしょい!」の掛け声で島内を練り歩きます。
二日間の体験の中でこれが最後の活動となります。

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途中休憩をはさみながら、力を合わせ、重いおみこしを担いだ子どもたちは、清盛通り、嚴島神社、宝物館前へと移動しました。

この二日間、かなりの距離を歩いたため、終盤には疲れが出た子どもも。
大人でも厳しい行程の中、精一杯声を出し、よく頑張りました。

きょうだい揃っての体験活動が今年で最後のため、我が子たちの頑張る姿を見届けたいと、吉和地域から宮島を訪れた保護者の方もいらしたそうです。

嚴島神社では、みこしを担いだまま、みんなでお参りをしました。
お祓いもしていただき、とても貴重な体験となりました。

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子どもたちにとっては、この活動を通していい思い出をたくさん作ることができたのではないでしょうか。
この体験を糧に、地域の方々による支援への感謝とともに、地域の伝統行事を大切にし、歴史のリレーランナーとして受け継ぎ活動してくれることを願っています。

大人になって、再度宮島に訪れた時、あるスタッフがつぶやいたように「宮島を訪れたのを思い出します。懐かしいです。」と記憶に残っていたら嬉しいな。

今年度のチャレンジ交流事業は、あと一回、冬季に開催します。
吉和地域でお会いしましょう。
by miyajima-c | 2016-10-28 18:00 | 文化交流部会