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カテゴリ:生活環境部会( 37 )

平成29年2月14日(火)、宮島学園の体育館において、全体朝礼前に「平成28年度 宮島環境標語コンテスト」入選作品の表彰式を行いました。
 
「宮島環境標語コンテスト」は、宮島地域コミュニティ推進協議会の専門部会「生活・環境部会」が主体で実施している事業で、今年度で3回目を迎えます。
 

宮島の環境を大切にする行動に結びつけるきっかけとし、多くの方が継続して参加できる環境活動の一つとして始めた「宮島環境標語コンテスト」。
標語の募集は宮島学園の児童、生徒及び宮島島内在住・在勤者を対象に、8月から10月にかけて行いました。
 
応募総数は102作品。初めて3桁に到達しました。
その中から当協議会の構成員による選考を経て、次の10作品を入選としました。
 
《入選作品》

◆いつまでも しぜんあふれる みやじまに【宮島学園 宮郷 咲良】
◆みやじまも しぜんもまもる ぼくもやる【宮島学園 田島 映汰】
◆宮島を きれいにするよ ぼくたちが  【宮島学園 山本 篤優】
◆神の島 国のたからを 大切に     【宮島学園 藤本 浩平】
◆守ろうよ 自然豊かな 神の島     【宮島学園 尾高 光】
◆守りたい 豊かな自然 歴史と遺産   【宮島学園 長谷川 由依】
◆神の島 自然を育む たからもの    【宮島学園 早川 陽隼】
◆ゴミ1つ 拾う心で 守る島      【宮島学園 田部 ほのか】
◆残そうよ 私たちの宮島 未来へと   【宮島学園 大前 陶子】
◆世界へと 自慢したいな いつくしま  【一般   内山 修】
 

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表彰前に、当協議会の正木会長からご挨拶として、現在行っている協議会活動の説明とともに宮島学園へメッセージを送りました。
 
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「どの作品も、皆さんに賞を授与したいぐらい大変すばらしいものでした。」

 
「環境標語を通じて、言葉に対する感性を磨いてください。この時期に感性を磨くことは大事で、大人になっても様々な場面で役に立ちます。」

 
「次回も、更に感性を磨いた皆さんから選考で悩むような作品をたくさん応募してくれることを期待しています。」

 
表彰では、正木会長から入選者一人ひとりに表彰状と記念品が授与され、参加者全員から敬意を表し、温かい拍手が送られました。
 

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記念品として、今回の入選者には図書カードを、その他宮島学園からの応募者には参加賞として、今回の入選作品が掲載された特注クリアフォルダーをそれぞれ贈りました。
 

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なお入選作品は、市民センターだよりへの掲載をはじめ、学園の校舎内、町家通りの行燈など、まちの様々な場所へ掲示し、環境を守るための啓発活動として使用します。
 

作品を振り返ってみると、「宮島を守るために、わたし(たち)がやる」と主体的な行動宣言が多かったのが印象的でした。
 
私たちの取り巻く環境に対する捉え方の感性を更に磨き、「神の島 世界遺産の島 宮島」の未来へ繋ぐリレーランナーとして、これからも宮島の環境を守っていくよう「ALL 宮島」の精神で担っていきましょう。
 


by miyajima-c | 2017-02-15 14:00 | 生活環境部会
1月16日(月)午後1時30分から、宮島市民センター3階研修室において宮島地域コミュニティ推進協議会 生活・環境部会の事業として「イノシシ等の鳥獣被害対策の勉強会」を開催しました。

当協議会専門部会の一つ、生活・環境部会では「暮らしと自然の環境保全事業」の一環として、生活に密着したテーマを選んで有識者を招き、地域コミュニティの立場から「生活に役立つ知恵」を授けるための講演会を毎年実施しています。

今年度は、前年度も関心が高く、深刻な地域課題であるイノシシを筆頭とした島内の鳥獣被害対策をテーマとし、学習会を開催する運びとなりました。

「イノシシ等の鳥獣被害対策の勉強会」を開催しました_f0229523_2059861.jpg


講師は、鳥獣被害対策アドバイザーとして現在、廿日市市へお招きしている井上雅央(まさてる)さん。
元近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究センター長を務められ、退職後、広島県をはじめとして複数の県で鳥獣被害対策を支援するスペシャリストとして活動しておられます。

講師の井上さんから、開口一番、
「鳥獣被害対策の基本的な考え方として大切なのは、同じ知識が地域でどれだけ広まるかです。」
「野生動物は、優しくしても恩義を感じることは、一切ありません。」

穏やかな口調ながらも、ある意味、衝撃的な言葉からお話は始まりました。

「イノシシ等の鳥獣被害対策の勉強会」を開催しました_f0229523_2103055.jpg


「イノシシなど野生鳥獣は『暑がり』で『怖がり』で『怠け者』。エサ場があるこんもり茂った涼しい場所がないと生きていけない。駆除するというよりも、被害に遭わない対策を講じてほしい」

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実は今回の講習会開催前、講師の井上さんは生活被害の現状を確認し、住民の手でできる対策を検討するため、宮島島内を視察。

ほんの数時間でしたが、即座に宮島島内の現状を把握し、的確な知識を提供いただきました。

「イノシシ等の鳥獣被害対策の勉強会」を開催しました_f0229523_1533873.jpg


第一に、イノシシなどの鳥獣被害が増えるのは、無自覚のうちに餌付けなど被害を増やすような状況が
集落内に放置されていたり、人馴れを助長しているからであること。

そのことを地域で学習し、やってはいけないことを地域で共有しなければならない。
地域で一人でも餌付けをする人がいたら、努力は全て水の泡となってしまう。

「イノシシでいえば、弱ったウリ坊(イノシシ)をみたら、初めて見た9割以上の人は「可愛い」と
感じ、エサをやってしまう。
 約1年半で大人へと成長し、人馴れしたイノシシは、次世代のウリ坊へ民家のそばがエサ場だと継承
し繁殖を繰り返します。
 また、畑にある生ゴミに近づいたイノシシを見ても、そばで見るだけで何もしないのは、知らず知らずのうちに餌付けしているのと同じこと。これが無自覚な行動による集落での餌付けの図式です。」

「イノシシ等の鳥獣被害対策の勉強会」を開催しました_f0229523_15283050.jpg


第二に、イノシシが市街地にまで出没するということは、シカの過剰な増加と因果関係があるのではないか。

「イノシシとシカは同じものを食べます。シカが先にエサを食べた後にイノシシがエサを探し回るため、行動範囲が拡大したということも考えられます。」

「イノシシ等の鳥獣被害対策の勉強会」を開催しました_f0229523_15534243.jpg


「また、閉ざされた環境下での近親交配を招き、遺伝子劣化したシカが発生している可能性や、宮島の場合、普通は生きられないのに、人に慣れたシカへの餌やりに伴い命を繋いだ結果、更にシカが増加するといった悪循環を生んでしまっている。」

「適正な生息数になるまで、シカのたまり場を見つけたら、地域住民により追い払いを行い、そこへ来ても安心して食べられないストレスを与えること。
そのことが妊娠率の低下につながり、鳥獣被害から守れる集落への環境改善となります。」

第三に、発情期にあるメスのイノシシは、数kmの範囲でオスのイノシシを呼び寄せてしまうので、集落に近寄せてはならない。

第四に、イノシシなどが近寄れない環境づくりに向け、エサ場やひそみ場所を無くすための雑草・木々の剪定が大切である。
特に「柿」はあらゆる動物の好物で、庭に植樹している収穫していない柿を放置していると、いつ行っても餌にありつける場所と学習し、「無自覚の餌付け」となってしまう。

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第五に、「捕れば 捕るほど イノシシ地獄(※1)」を格言とし、捕獲を対策と思っている人に引きずられず、「駆除する」対策の前に学習すること。駆除しない人がどれだけ学習するかが大事である。

(※1)「獲れば 獲るほど イノシシ地獄」
「『ウリ坊』だけ獲れたが『親』は逃げた」ということになると、その親はワナへの警戒心が強くなり、ワナにかからなくなってしまいます。
子を全て失った親は、20日程度で発情し、ワナにかからず子を産み続けるイノシシがうまれます。

講義の終盤には、プロジェクターによる動画で「柵で守る、追い払う」ための学習として、いわゆる「柵の設置失敗例」をイノシシが行動する様子を見ながら解説していただきました。

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大人のイノシシは20㎝のすき間を潜り抜ける習性や、鼻で70㎏を持ち上げる怪力であること、感電するのは体毛のない鼻だけなど、知らないことばかり。
正しい柵の設置するだけでも、生態を知る学習の必要性を改めて認識しました。

また、参加者からの質問では、生態を知るということで「イノシシはミミズを食べるのか(※2)」といった噂の真相についてや「隠れて近所の者が餌付けしているのをやめさせるにはどうすればよいか」といった深刻な声も挙がりました。

(※2)イノシシは昆虫や幼虫は好んで食べますが、ミミズは食べません。
イノシシが土を掘り返すのは、植物の根っこを食べるとき、お腹いっぱいになって遊んでいるときです。

宮島地域における鳥獣被害対策は、一緒くたに解決できないことであると同時に、自然や環境に配慮し「世界遺産の島」宮島を守っていく責務と向き合わなければなりません。

今回は、今季最強の寒波到来に伴う悪天候も影響し、参加者が15名と若干少ない状況となってしまいましたが、今後も正しい知識を地域全体で認識し、生活に直面する地域課題の解決に向けての高い志向が持てるよう、「できることから始めよう」の精神で啓発活動を推進していこうと思います。
by miyajima-c | 2017-01-23 13:30 | 生活環境部会
1月12日(木)、宮島さくら・もみじの会において、新しい年を迎えて初の作業が実施されました。
今年度でいうと第7回目の作業となります。

今季最強の寒波到来が予想される最中での実施。
朝から吹く北風は、体に受けると顔全体が強ばるほど冷たく、手もかじかんでしまう程でした。

今回は、藤の棚公園及び四宮神社周辺で主にサクラへの施肥(肥料やり)に加え、枯枝、り病枝等の切除処理、切除後の枝への殺菌癒合剤塗布作業などを行いました。

午前10時前には参加会員が集合。
三次会長から開会のご挨拶の後、樹木医であるみずえ緑地の正本大先生からは肥料の解説を交えた施肥作業のご指導、サクラの現況をもとに本日実施する保全作業を解説いただきました。

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「宮島では、3月初旬からサクラの生長が始まります。」
「本日実施する根の肥料として、寒肥[かんごえ]を施しておくと春のスタートに差がつきます。」

12月から2月の寒い時期に植物に与える肥料なので、こう呼ばれている「寒肥」。
寒い時期に植物の生長がほとんどない中、この時期の肥料は土の中で植物が吸収されやすい形に変わるとともに春の生長期に効き目を表し、木の力を高める肥料となるそうです。

平野事務局長の号令により、15名構成で作業を開始。
根の肥料やり作業は2班に分かれて実施しました。

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具体的な工程は、「ピックエアレーション」という、特殊な機器により土中へ高圧の空気を瞬間的に送り込み、すきまを作ることで固まった土壌を物理的に柔らかくする工法による穴あけ作業。

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その後、数人による手作業で肥料→炭→堆肥の順に土中へ埋め込む、といった流れ作業です。

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平野事務局長から、根の肥料やり作業時に注意していることについて少しお話を伺いました。

「宮島は他の地域と違い、主に文化財保護等の規制により深く穴を掘って施肥することができないんです。また穴を掘る際は、地中に埋設している幹線を避け傷つけないよう、最新の注意を施しています。」

一方、正本大先生からは、枯枝やり病枝等の切除等に係るサクラの保全作業についてわかりやすい解説を。

「今回の作業は、『がんしゅ病』に侵されている枝を切除します。その特徴は、菌によりサクラの枝に『コブ』をつくる病気で、ヒトでいうと『ガン』に相当する病気です。」

「そのまま放置しておくと病原菌の感染源となる可能性もあるので、『コブ』が形作られている枝は、枝のつけ根から除去します。」

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「処理の際、サクラは切り口から腐食による劣化させる菌等に侵されやすいため、切り口には殺菌癒合剤を塗布します。」

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「殺菌癒合剤の色は本来、黄色状ですが、ここでは景観を損なわせないため、殺菌効果もある墨汁を加え、目立たさせないよう色を黒くしたものを使用します。」

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「ただ、弱っている木には元気になるまで切除作業は行えません。ヒトと同様『(体が)弱っているときに手術をしない』ということです。」

「宮島」を守るための規制の中で行う「命のつなぎ」活動は、「宮島」を形成する互いの存在を共存共栄するための繊細な心遣いがなされているのだと改めて感じました。

休憩時、正本大先生からこんな一言が。

「サクラは、開花時ばかりでなく、そこに至るまでの過程にも美しさを感じます。木を見続けると、それぞれ表情があり、語ってくれているのがわかるようになりますよ」

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「サクラは、愛情を込めた分だけ応えてくれる」
サクラの守り方を住民に教えていただいた、先代 正本良忠さんの言葉が頭をよぎりました。

我々が毎年見ることができる宮島の美しいサクラやモミジの景色は、宮島さくら・もみじの会の方々の努力に支えられています。

今年のサクラは、何を語ってくれるのでしょう。

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by miyajima-c | 2017-01-23 12:00 | 生活環境部会
10月27日(木)、紅葉谷公園一円で宮島さくら・もみじの会 第5回作業が実施されました。

自然と文化に育まれた魅力ある宮島を次の世代に引き継ぐため、地域の多くの人々の参画を得て活動を推進している「宮島さくら・もみじの会」。
宮島地域コミュニティ推進協議会では、世界文化遺産に相応しい宮島の自然及び景観が守れるよう、毎年この活動を支援しています。

午前9時30分には藤の棚公園へ集合し、実施に先立ち、三次会長からご挨拶がありました。

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「近年、温暖化に伴う影響をかなり受け、紅葉時期に変化が生じている中、例年この時期に紅葉谷公園の紅葉を楽しみに約5万人の来島者が訪れています。
今年も引き続き皆様のご協力のもと作業し、多くの方が楽しんで観賞いただけるよう頑張りましょう。
くれぐれもケガがないよう気を付けて作業してください。」

今回はさわやかな秋晴れの中、宮島地区パークボランティアの会、JR西日本からのボランティア参加も加わり、総勢約60人の充実した構成となりました。

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主な作業としては、紅葉谷公園の清掃及び環境整備、枯枝・り病枝、枯木除去を実施。
紅葉谷公園の清掃グループ、周辺にある側溝清掃グループ、枯枝・り病枝、枯木除去グループの3グループによる分業作業です。

平野事務局長自ら作業現場まで移動し、各受け持ちエリアの状況と作業内容の説明を受けて、随時開始。
こまめな運営です。

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宮島地区パークボランティアの会の皆さんは側溝清掃、JR西日本の皆さんは、紅葉谷公園の清掃を手際よく作業されました。

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枯枝・り病枝、枯木除去作業は、経験が必要な作業。この作業はさくら・もみじの会が担当しました。
特に高い場所にある枝の除去作業は、自家製の工具で、いわば庭木の盆栽剪定のような作業を行います。

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「もみじは、さくらよりも生育障害の見極めと維持作業が難しいんです。」
地味ながらも繊細な作業であることを改めて感じました。

作業の締め括りとして、集積ゴミと切除木等の処理運搬を参加者全員で行ないました。
公園地ということもあり、運搬車両の移動範囲が限定されるため、特に大きな枯木をトラックへ積むときは、複数の大人たちでも一苦労です。

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参加者皆さんによる地道な努力の甲斐もあり、予定時間よりも早く、正午過ぎには作業が完了しました。
大変お疲れ様でした。

最後に、参加者全員で記念撮影。

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例年だとこの一帯の紅葉は、11月中旬から下旬にかけてが旬です。
今年の紅葉はどう彩るか、楽しみですね。
by miyajima-c | 2016-10-28 18:30 | 生活環境部会
 2月18日(木)誓真大徳碑付近及び神泉寺跡地周辺で、宮島さくら・もみじの会の今年度第8回目の作業が実施されました。

 宮島さくら・もみじの会は、老化や生育障害が進んでいた宮島島内の桜やもみじの再生に取り組むことで、魅力ある美しい宮島を守るための環境保全に努めているNPO団体で、宮島地域コミュニティ推進協議会の生活・環境部会からも、肥料や腐葉土の購入費用の補助などにより、その活動を支援しています。

 今回は、桜の木に栄養を届けるための施肥(お礼肥え)や枯枝の切除が行われました。20名程度の参加者に加え、RCCからの取材や、協働事例集の取材などもあり、賑やかな作業となりました。
 市役所協働推進課から発行されている協働事例集に、宮島さくら・もみじの会の活動が紹介される予定です。この会の活動をより多くの人に知っていただけるよう、啓発にも努めていきたいと思います。
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 さて、作業の方は、集合して開催の挨拶の後、先ず樹木医であるみずえ緑地の正本先生から作業の内容や桜の木の状況などを解説していただき、取り掛かりました。

 施肥は、専用の機械で土中に圧縮空気を送り込み、土を柔らかくする作業から始まりました。地面に深く穴を開け、鉄の杭で穴を広げ、灰、固形肥料、腐葉土を詰めていくという手順で役割分担し手際よく進めていきます。
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 枯枝の切除については、チェーンソーを使った高所での作業に加え、切除する枝の判断も必要なため、専門の方にお任せします。切った枝や枯葉を集めて運搬する作業は皆で手分けして行いました。
 枯枝や腐っているため切除した部分が多かった木が心配ですが、しっかり栄養を取って持ちこたえて欲しいと思います。

 毎年当たり前のように咲いている美しい桜の花も、こうした皆さんの地道な活動に支えられているのだと思うと、感謝の気持ちと、桜の木々への愛着が湧いてきます。1月の第6回作業の際に植樹したモミジの木8本も元気に育っている様です。今回手入れした桜の木々も、春にどんな立派な花を咲かせてくれるのか楽しみです☆
by miyajima-c | 2016-02-18 16:58 | 生活環境部会
このたび、当協議会で募集した「平成27年度 宮島の環境に対する意識啓発を図る環境標語コンテスト」に全67点の作品が集まり、審査を行った結果、次の9作品を入選と決定しました!

・大鳥居 みんなで守ろう これからも   【宮島学園 能登原 芽依】

・神の島 守っていこう ぼくたちで    【宮島学園 浦部 歩夢】

・宮島の 自然や文化を 大切に      【宮島学園 宮野 萌美】

・宮島の 美しい自然 神の島       【宮島学園 尾高 光】

・守ろうよ 世界遺産と 宮島の自然    【宮島学園 大前 凜子】

・ゴミ一つ 拾う心の おもてなし     【一般 田中 たみこ】

・子に孫に きれいな宮島 バトンリレー  【一般 内山 明子】

・宮島を 守るも汚すも 一人から     【一般 内山 修】

・宮島の 奥深い歴史と自然よ 永遠に!  【一般 八川 慎一】


入賞作品のうち、宮島学園の生徒の作品を対象とした表彰式を、2月9日(火)の宮島学園の学園朝礼の際に行いました。
昨年度に引き続き、宮島学園からは沢山の作品を応募いただいています。この環境標語コンテストを通して、子どもたちの日頃からの環境への意識啓発と、宮島への愛着の醸成に繋がることを祈っています。
平成27年度募集 環境標語コンテスト入選作品発表!_f0229523_15201338.jpg

なお、応募者全員に参加賞として、一般の方には廿日市市の指定ごみ袋を、宮島学園で参加した生徒の皆さんには定規セットを配布しました。入選の副賞は宮島商工会発行の商品券(学園の生徒には図書カード)です。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

入選作品は、来年度中に広報・啓発等に広く使用していきます。
環境標語の募集は、生活・環境部会の事業として毎年継続して行っていく予定です。
今後も、当協議会の活動へのご協力をよろしくお願いします。
by miyajima-c | 2016-02-09 15:28 | 生活環境部会
8月26日(水)13:30~宮島市民センター3階研修室にて、宮島市民センターとの共催で、第3回目の「生活基礎知識講座~暮らしとお金の情報局~」を開催しました。
生活環境基礎知識講座 ~暮らしとお金の情報局~『今どきの日本経済に関すること』_f0229523_1111167.jpg
昨年度から引き続き、金融広報アドバイザーの倉橋孝博先生に、日々の生活に役立つ基礎知識を、テーマを変えながら講演いただいています。今年度予定していた3回シリーズのうち、最終回となる今回は『今どきの日本の経済に関する事』についてお話しいただきました。

内容としては難しいテーマに思えましたが、倉橋先生の解説はとても分かり易く、日本の経済について身近に感じることができます。金融政策や為替、株価に関することから、投資のことまで盛りだくさんの内容で、大変勉強になりました。

当協議会では、活動の一環として、地域の要望に合った内容で講座の企画・開催を行っています。
今後もこういった講座を有効活用して、みなさんの暮らしに役立てていただければと思います。
by miyajima-c | 2015-08-27 11:15 | 生活環境部会
平成26年度中に宮島地域コミュニティ推進協議会で募集した、宮島の環境に対する意識啓発を図る標語に、全49名、62点の作品が集まり、審査を行った結果、以下の8作品を入選と決定しました。

 ・宮島は美しい自然と文化の愛ランド
  (多くの人に愛される魅力ある宮島になるよう願って…) 【一般 平野 清】

 ・みんなで守ろう 宮島の自然と心   【一般 山中 健二】

 ・宮島の自然美は一人一人の自覚から  【一般 長谷崎 健二】

 ・あなたのマナーが支える宮島の美しさ  【一般 河内 潔】

 ・いつまでも 宝物だよ 宮島は   【宮島学園 大場 大】

 ・海や森 まもっていこう わたしたち  【宮島学園 尾高 光】

 ・宮島の きれいな海を 大切に   【宮島学園 今村 仁柚】

 ・神の島 美しさこそが命です 大切にしよう 美しい街   【宮島学園 尾高 諒】


応募者全員に参加賞として、一般の方には廿日市市の指定ごみ袋を、宮島学園で参加した生徒の皆さんには文房具のセットを配布しました。
5月12日(火)には、宮島学園体育館で行う児童生徒朝礼の際に、入選者のうち宮島学園の生徒4名を対象に、表彰式と記念品の授与を行いました。
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入選作品は今年度以降の当協議会事業において、広報・啓発等に広く使用する予定です。
今後も、環境や自然に関する標語の募集を継続していきたいと思いますので、引き続き当協議会の活動へのご協力をよろしくお願いします。
by miyajima-c | 2015-05-12 17:01 | 生活環境部会
5月7日(木)多宝塔、桃林、大西地区周辺で、宮島さくら・もみじの会の今年度最初の作業が実施されました。

宮島さくら・もみじの会 平成27年度第1回作業 _f0229523_11215875.jpg作業を開始する頃には天気は回復していましたが、明け方からの雨で参加者は少な目のよう。
雨上がりで気温も涼しく、晴れ間も覗き、動きやすい気候になりました。
少数精鋭ですが張り切って取りかかります。


まず、作業のポイントについて、樹木医の正本先生から指導をしていただきます。

今回はアセビ歩道の道沿いの生い茂ったアセビの剪定も行いました。
高さを抑えつつ切り過ぎず、枝葉の間から景色が透けて見える絶妙の加減を、分かり易く教えていただきました。
皆さん熱心に正本先生のお話に聞き入っています。
宮島さくら・もみじの会 平成27年度第1回作業 _f0229523_11242356.jpg

多宝塔周辺ではサクラにいつものお礼肥えをしました。
最初に専用の機械で地面に深く穴を開け、鉄の杭で穴を広げ、肥料、灰、腐葉土の順に埋めていきます。お馴染みの作業で、皆で分担して手際よく進めることができました。

また、薬剤を調合して散布し、害虫駆除も実施しました。
見上げてみると、サクラの花が散って葉が出たばかりなのにもう葉っぱは穴だらけです。
虫が巣食って葉っぱが茶色くチリチリになっている木もあります。
放っておけば葉が育たず立ち枯れの原因になってしまうため、今のうちの早めの駆除が大切だそうです。

宮島さくら・もみじの会 平成27年度第1回作業 _f0229523_1130157.jpg作業の合間にこんな豆知識も教えていただきました。
よく観察すると、サクラは葉の付け根に蜜腺を持っています。
蜜の甘い香りでアリをおびき寄せ、ついでに葉に付いたガなどの卵や孵化した毛虫などを餌として持ち帰ってもらう効果があるそうです。

サクラもやられっ放しではなく、工夫して自己防衛対策を取っているのですね。
しかしそんな対策も間に合わないほど、人の手で駆除して助けてあげなくては虫の勢力がもの凄いようです。

実際の作業に参加してみると、皆さんから普段知ることのない様々なことを丁寧に教えていただき、とても勉強になります。今回もまた、宮島の自然に増々愛着が湧く一日となりました。少しの手伝いでも、見学だけでも、ぜひ多くの皆さんに、宮島さくら・もみじの会の活動を知って参加していただきたいとな思います。
次回の活動は、5月30日(土)10時~藤の棚公園周辺で行われる予定です。
by miyajima-c | 2015-05-07 18:19 | 生活環境部会
3月4日(木)多宝塔、桃林周辺で、宮島さくら・もみじの会の今年度第7回目となる作業が実施されました。今回は春の桜のシーズンに向けて、肥料散布と、側溝の泥土除去や清掃を行いました。

多宝塔付近まで腐葉土をトラックに大量に積み込んで運び入れ、1本の桜の木の周りに20L入りの袋を5つずつ、たっぷり心を込めて敷き詰めていきます。

宮島さくら・もみじの会 平成26年度第7回作業_f0229523_1359720.jpg栄養を行き渡せることの他に、腐葉土は濃い茶色をしており、土の色が周りと異なるため、人が木のすぐそばまで近づきにくくなり根元の土が踏み固められるのを防ぐ効果もあるそうです。





肥料散布の後は、桃林の清掃です。
枯木枯枝や倒木の除去を中心に作業しました。
みんなで手分けして繰り返し運び出すのですが、桃林の急な斜面を大きな木の枝を持って上がるのは重労働で、寒空の下での作業でしたが、汗ばむほどでした。

また、天狗巣病にかかった枝の切り落としも行いました。
この病気は、カビの一種によって起こる伝染病で、小枝からほうきのように沢山枝分かれする特徴があり、この部分には花が咲かないのだそうです。放っておけば木全体に感染し花の数が極端に減ってしまいます。

宮島さくら・もみじの会 平成26年度第7回作業_f0229523_14142826.jpg宮島さくら・もみじの会 平成26年度第7回作業_f0229523_14144779.jpg







処理する時期は冬から春にかけて、遅くとも開花前には切り取っておく必要があるそうです。
病気の枝を切り取った後、腐らないよう切り口に薬を塗り、切り取った枝は胞子が飛び散る前に焼却処分しました。
肥料やりについてや、木にも病気があることなど、知らないことが多く、質問するといつも丁寧に教えていただけて、とても勉強になります。

宮島さくら・もみじの会 平成26年度第7回作業_f0229523_143971.jpg
側溝の落ち葉もきれいに掃除して、作業後はこんなに綺麗になりました。
宮島を訪れる多くのお客さんに気持ち良く桜を楽しんでいただけるよう、準備は万端です。




桜のシーズンはもう目前。
美しく咲き誇る桜の木々を見られるのが待ち遠しいですね。
by miyajima-c | 2015-03-04 00:00 | 生活環境部会