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平成28年度 第4回チャレンジ交流事業 in 吉和

1月24日(火)、25日(水)の二日間、今年度、第4回目のチャレンジ交流事業が実施されました。

毎年吉和、宮島各地域の小学校3、4年生を対象に全4回実施する通称「チャレンジ」。
今回は2年に1回、冬季に実施する吉和地域での「チャレンジ」ですが、4年生にとってこの仲間では、最後の交流事業となります。


約10日前に襲った大寒波の再来か、朝から強烈な寒波の影響で、平地でも積雪が急増するほどの大雪や厳しい寒さに見舞われました。

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また、気温が低くなっていく時間と雪が降りやすい時間が重なり、吉和地域までの長い道のりには路面凍結するところが続々と。

吹雪く中で宮島の子どもたちが吉和小学校までたどり着けるか心配です。

校内進入路へ安全に入れるようスタッフ全員で懸命に雪かきをしていましたが、ふと吹雪の中から、宮島の子どもたちを乗せたバスの姿が。

久し振りに再会できることを楽しみにしていた吉和小学校の子どもたちも一安心です。

早速、宮島小学校の子どもたちは校舎で合流後、「はじめのつどい」を行い、一日目がスタート。
 
吉和小学校 桐原校長のご挨拶では、
「今日は、宮島小学校のお友達に雪が好きになってもらえるよう、吉和小学校のみんなは、力を合わせておもてなししてください。」

 
と、吉和の子どもたちへお願いされました。

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吉和の子どもたちからは、お迎えの言葉とともに今回の「めあて」(目標)の発表を。
 
★宮島と吉和の地域のよさをみつけよう!
★お互いのよさを見つけて、友だちになろう!
★地域の伝統文化や特色にふれよう!
★自分にできることは自分でし、周りのことを考えて行動しよう!
★お世話になった方々に感謝の気持ちを持とう!
 
最後に、吉和地域でお世話になっている吉岡さんからは、
「吉和の冬を楽しんで帰ってください。」
 
温かい笑顔とともに歓迎のお言葉をいただきました。

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はじめのつどいの後は、給食の時間。
先生の合図とともに、準備開始です。

3回の活動を通して自ら考えて行動できる力を育んできた吉和と宮島小学校の子どもたち。みんなで仲良く協力し、手際よく各班の配膳を行いました。

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メニューは「あわび茸新芽のかきあげ丼」、地元の食材をふんだんに使った「ごじる」、牛乳、そしてデザートはネーブルオレンジでした。

実は、全国学校給食週間の初日と重なっており、期間中はテーマとして、作っていただいた献立の中に広島県が生産量日本一の食品を使っているそうです。
(今日の献立からみんなで見つけました。ヒントは「果物」)
 
吉和小学校、中学校では、自然豊かな地域の特色を生かした食育への取組みが活発で、地元の食材を使っていた今日の給食も、小学校・中学校・給食センター各々の想いとメッセージが込められています。

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午後からは「もみのき森林公園」へ移動し、最初の体験活動、スキー体験とそり遊びを実施しました。

もみのき森林公園へ到着すると、宿泊棟の屋根から大きな氷柱がズラリ。
特に1階の屋根から地面まで達する氷柱は、どこからともなく悲鳴の声が聞こえてくるほどの規模でした。

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スキー体験では、地域から講師として吉岡さんと能島さんをお招きし、吉和、宮島小学校合同で雪とスキーに慣れるための講習から行いました。

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現地は、相変わらずの吹雪。
辺り一面は、見渡す限り、とても柔らかな新雪に覆われていました。
降雪量が推定50cmともなると、ゲレンデ、足場づくりのために行う圧雪作業は想像以上に手強い状況。スタッフもヘトヘトです。

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宮島の子どもたちが反復練習している間に、雪に慣れている吉和の子どもたちは一致団結し、スキー板で圧雪作業に合流。作業で疲れ切ったスタッフを助けてくれました。

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気づいたら、いつの間にか吹雪も止み、あっという間に良質のゲレンデが完成!
真っ白に広がる銀世界での雪遊びは、私たちを開放的にしてくれます。

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「はじめのつどい」で聞いたときは、スキー経験者が3人だけだった宮島の子どもたち。


「最初は少し怖かったけど、一緒に滑ってみると、とっても楽しかった」


吉和の子どもたちが手を引き、宮島の子どもたちが初めて滑る恐怖で不安だった気持ちから、一緒に滑りきった喜びと達成感へと変わり、共感する姿。
 
とても微笑ましく映り、極寒の中、安全確保のために来ていただいた吉和地域の保護者の方も満面の笑みで子どもたちを迎えてくれました。

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おしるこを食べ、冷えた体を温めた後は、もみのき森林公園の岡本さんを講師にお招きし、木工教室でカンテラ(携行用のランプ・油用灯火具)作りを、外では5班に分かれ、バケツを使い、燭台を置く雪の土台作りを行いました。

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なかなか固まらない雪に悪戦苦闘の連続。

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夕飯後には、カンテラに火を灯し、雪灯りを鑑賞しました。
しんと静まり返った中で、ほのかに灯すカンテラの光景は神秘的で、実景というよりも、幻想に近く、まさに光の花園。

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それぞれ願い事をつぶやきながら、眠りにつきました。

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二日目。
広島県で2番目に高い山、冠山の神々しい姿を背景に、空気が澄んだ真っ白に広がる銀世界は、思わずハッと息を呑んでしまいました。

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午前中は、体育館で1万ピースのブロック遊び、班対抗でドッヂビー大会を行いました。

ブロック遊びでは想像力、一方、ドッヂビーは団結力が必要です。

ドッヂビーは、ドッヂ(正しくは「ドッジ」)ボールの「ドッヂ」とフリスビーの「ビー」を合わせた造語で、フライングディスクを用いて行うドッジボール形式のゲーム。

フライングディスクは当たっても痛くないスポンジ製のものですが、コントロールが難しく、隣のコートまでディスクが飛び交っていました。

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しっかり体を動かした後は、お昼ごはんのカレーライス。
列を作り、おかわりする子どもたちも多数。更に体を温めてくれました。

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午後からは、雪像づくりです。
班に分かれて行う、今回最後の体験活動となりました。


午前中の「ブロック遊び」とは違い、解けたり固まったりする冷たい雪をどう形作るか。
想像力や表現力、感性は班によって様々。

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工夫を凝らすため、スコップとバケツを使いながら積んだ雪を削ったり掘ったり…
先生と子どもたちは、作業に夢中で、いつの間にか雪に魅了されていました。

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終了にあたり「さよならのつどい」では、これまでの活動を振り返り、各班の班長から、新たな信頼関係の芽生えや達成感の喜びなどが満ち溢れた、様々な感情を表情に浮かべ発表してくれました。

 
二日間を通じ、宮島の子どもたちにとって、壮大な雪景色は地域ではなかなか見ることができない貴重な自然体験となったのではないでしょうか。
 
準備の合間に吉和小学校内を散策したとき、「吉和小・中学校の1年間」と題した特大カレンダーを見つけました。

日々の出来事について1枚の写真と一言コメントを添えたものですが、一枚一枚に吉和の美しい自然に囲まれた中で、地域の教育力により児童、生徒の日々成長する姿が一目でわかり、地域の温かさが伝わってきます。

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この二日間の活動を通じて受けた、吉和からの温かいおもてなし。
宮島から心からのお礼とともに、新たな1枚としてこのカレンダーに添えたいと思います。


by miyajima-c | 2017-02-14 10:30 | 文化交流部会